TESOLとは
TESOLとは、Teaching English to Speakers of Other Languagesの略語で、英語教授法という学問領域のことです。つまり、英語を母語としない方に向けて英語を教える方法を学ぶコースのことです。
大学院として設けられているTESOLコースであれば、修士号や博士号を取得できます。
TESOLにはTESL（Teaching English as a Second Language）とTEFL(Teaching English as a Foreign Language)があります。
TESLは、英語圏の国、或いはインド、シンガポール、フィリピンなどのように英語が母国語ではないものの第二外国語として英語が定着している国における英語教授法のことです。
一方TEFLは、日本のように英語が定着していない国における英語教授法のことです。
TESOLカリキュラム
TESOLコースのカリキュラムは、英語教育関連科目、英語学関連科目、実践・演習系科目で構成されています。
英語教育関連科目
第二言語習得理論、英語教授法論、言語教育における測定と評価、カリキュラム設計とシラバスデザイン、幼児・TESOLにおけるリサーチ法、幼稚園~小学校低学年生用の英語教授法、コンピュータを使った英語学習（教材の開発及び利用法）など
英語学関連科目
英語の音声学・音韻論、文法論、英語における社会言語学、談話分析など
実践・演習系科目
マイクロティーチング、模擬授業、インターンシップなど
INTOパートナー大学のTESOLコース
アラバマ大学バーミンハム
MA in TESOL
- 留学生の第2ヵ国語としての英語学習経験、多様な学歴を高く評価し、歓迎している
- バーミンハム市の英語を母国語としていない成人住民に対する英語教育実習がプログラム全体を通してふんだんに組み込まれている
| 所属学部 | 教育学部 |
|---|---|
| 入学条件 | GPA: 3.0（学部専攻不問）IELTS: 6.5 就労体験：不要 |
| 大学院パスウエイ | あり GPA: 2.5（専攻不問）IELTS: 5.5 就労体験：不要 |
| 入学時期 | 8月、1月 |
| 修士コース単位数（期間） | 33-39単位（3-4学期間） |
南フロリダ大学
MA in TESOL
- 少人数制クラス
| 所属学部 | 教育学部 |
|---|---|
| 入学条件 | GPA: 3.0（学部専攻不問）IELTS: 6.5 就労体験：2年間以上（教育関連） |
| 大学院パスウエイ | あり GPA: 2.5（専攻不問）IELTS: 5.5 就労体験：2年間以上（教育関連） |
| 入学時期 | 8月、1月 |
| 修士コース単位数（期間） | 33単位（3-4学期間） |
ドリュー大学
MA in Education (TESOL concentration)
- リベラルアーツ大学で学ぶTESOL
| 所属学部 | 教育学部 |
|---|---|
| 入学条件 | GPA: 3.0（学部専攻不問）IELTS: 6.5 就労体験：不要 |
| 大学院パスウエイ | あり GPA: 2.5（専攻不問）IELTS: 5.5（全て:5.5+） 就労体験：不要 |
| 入学時期 | 8月、1月 |
| 修士コース単位数（期間） | 33単位（3-4学期間） |
スターリング大学
MSc in TESOL
- スターリング大学の教育学部は、英国でトップ10 (The Guardian University Guide 2020)
| 所属学部 | 教育学部 |
|---|---|
| 入学条件 | GPA: 3.0（学部専攻不問）IELTS: 6.5+ (S＆L: 6.0+ R＆W: 6.5) 就労体験：不要 |
| 大学院パスウエイ | あり GPA: 2.5（専攻不問）IELTS: 5.5（全て:5.5+） 就労体験：不要 |
| 入学時期 | 9月、1月（パスウエイのみ） |
| 修士コース単位数（期間） | 1年間（パスウエイ経由の場合は1.5-2年間） |
MSc in Management and English Language Teaching
- 英語教授法と共に多文化の職場環境で管理するスキルを習得
| 所属学部 | 教育学部 |
|---|---|
| 入学条件 | GPA: 3.0（学部専攻不問）IELTS 6.5+ (S＆L: 6.0+ R＆W: 6.5) 就労体験：不要 |
| 大学院パスウエイ | あり GPA: 2.5（専攻不問）2学期制：IELTS 5.0 （全て5.0以上） 就労体験：不要 |
| 入学時期 | 9月、6月（パスウエイのみ） |
| 修士コース単位数（期間） | 1年間（パスウエイ経由の場合は1.5年間） |
ニューカッスル大学
MA in Applied Linguistics ＆ TEFL
- ニューカッスル大学の言語学は、世界トップ150（QS World University Rankings by Subject 2022）
| 所属学部 | 教育・コミュニケーション・言語科学部 |
|---|---|
| 入学条件 | GPA: 3.0（学部専攻不問）IELTS: 6.5+ (S＆L: 6.0+ R＆W: 6.5) 就労体験：不要 |
| 大学院パスウエイ | なし |
| 入学時期 | 9月 |
| 修士コース単位数（期間） | 1年間 |
MA in Cross-Cultural Communication and Applied Linguistics
- 異文化コミュニケーションと共にTESOLを学ぶ
| 所属学部 | 教育学部 |
|---|---|
| 入学条件 | GPA: 3.0（学部専攻不問）IELTS 6.5 （W: 6.0, その他: 5.5） 就労体験：不要 |
| 大学院パスウエイ | あり GPA: 2.5（専攻不問）IELTS 5.5 （全て5.5以上） 就労体験：不要 |
| 入学時期 | 9月、1月（パスウエイのみ） |
| 修士コース単位数（期間） | 1年間（パスウエイ経由の場合は2年間） |
クィーンズ大学ベルファスト
MSc in TESOL
- 教材開発、バイリンガル教育、デジタルリテラシーの影響、言語評価など、TESOLと言語学習の特定の側面に焦点を当てることもできる
| 所属学部 | 教育学部 |
|---|---|
| 入学条件 | GPA: 3.3（学部専攻不問）IELTS 6.5 （W: 6.0, その他: 5.5） 就労体験：30時間以上 |
| 大学院パスウエイ | あり GPA: 2.5（専攻不問）IELTS 5.5（全て5.5以上） 就労体験：30時間以上 |
| 入学時期 | 9月、1月（パスウエイのみ） |
| 修士コース単位数（期間） | 1年間（パスウエイ経由の場合は2年間） |