アメリカの工学系修士コースをお考えの方必見!!
MSc in Engineering と Master of Engineering の比較
本サイトでアメリカのエンジニアリング系の修士コースを検索してみると、Master of EngineeringとMSc in Engineeringという2つの呼称で呼ばれているコースがあります。
先ずMScは、Master of Scienceの略で修士(理学)の意味です。
一方、 Master of Engineeringの日本語訳は、修士(工学)になります。日本の大学では上記のいずれかの学位コース名に統一していますが、海外(特にアメリカ)の大学では、1つの大学で両方の学位コースを開講しているケースが多々見受けられます。
ここではオレゴン州立大学を例にとってこの2つの学位を比較してみます。
項目 | MSc | ME |
---|---|---|
コース内容 | 修士論文ベース(博士前期課程) 日本の修士課程と同様、体系的なカリキュラムを履修して、修士論文を提出する。 |
プロジェクトベース MScに比べて履修教科数は少なめで、学生自らがプロジェクトを企画立案し実施する。修士論文は不要。 |
卒業後の進路 | 関連分野に就職&博士後期課程に進学 | 関連分野に就職 |
出願書類 | 右記に加えて推薦状、志望動機書、GREスコア | IELTSなどの公式英語テストと学部成績証明書 |
出願期限 | コース開始6~12ヵ月前 | コース開始3ヵ月前 |
卒業に必要な単位数(期間) | 60単位(2~2.5年) | 45単位(1.5年) |
STEM | 指定(従って卒業後に3年間のOPTが可能) | 指定(従って卒業後に3年間のOPTが可能) |
大学院パスウエイ | なし | あり |
スカラシップ | なし | あり |
上記以外は、担当教授、授業内容を含めてMSc とMEに大きな違いはありません。
従って卒業後に民間企業等で就職を考えている学生はMEを選択。PhDに進学して、アカデミア分野でのキャリアを追求したい学生はMScを選んでいます。
オレゴン州立大学のMaster of Engineering (ME)について
ここに注目 !!
- 全てのMEプログラムは、全米トップ10(US News&World Report 2022)
- 全てのMEプログラムは、STEM指定。従って卒業後最大3年間のOPTが可能
- 世界450企業がME卒業生を採用
- 宇宙開発企業のSpace Xや電気自動車企業のテスラは、アメリカでは2大学のみ新卒生を採用(オレゴン州立大学はそのひとつ)
- ME卒業生の初任給は$94,000(PayScale 2022)。従ってOPT3年間の総給与は約30万ドルとなり、授業料の6倍のリターンが見込める。
- OSUが獲得している研究助成金は、約25億ドル
オレゴン州立大学の8つのMEコース
パスウエイは、直接入学の入学基準を満たしていない方対象の入学方法です。詳細は、こちらをご覧ください。
●ME in Computer Science パスウエイはこちら »
●ME in Mechanical Engineering パスウエイはこちら »
●ME in Environmental Engineering パスウエイはこちら »
●ME in Electrical and Computer Engineering パスウエイはこちら »
●ME in Civil Engineering パスウエイはこちら »
●ME in Chemical Engineering パスウエイはこちら »
●ME in Bioengineering パスウエイはこちら »
●ME in Industrial Engineering パスウエイはこちら »
オレゴン州立大学のMEプログラム紹介ビデオ(英語)
以上について留学生課ディレクターのCasey Glickさんが説明しています。